2014年05月24日(土) 外宮正宮の解体と土宮の御造営準備 (徒歩)
『平成26年度ふるさと文庫講演会「伊勢のもの学び」パート6 伊勢の大神宮 125宮社の歴史を考える』の第一回「大神宮の名称と構成」を受講したらお伊勢さん125社にお参りしたくなった。
迷うこと無く、伊勢市立伊勢図書館の近くにある外宮へ向かった。北御門参道、火除橋を渡り御厩を右手に見て鳥居をくぐると旧宮の御饌殿付近が輝いていた。
「あれ?、御饌殿に足場が架けられている!」
また、旧宮の板垣北御門付近には作業用のスロープが設置されていた。
御饌殿の南側にある正殿にも足場が架けられていた。
正殿の棟持柱が外されなければ宇治橋の鳥居は新しくならない。外宮正殿の棟持柱は宇治橋西詰の鳥居としてリサイクルされるのだから・・・。
北御門参道から表参道へ入り、旧宮の正宮方向へ進むと、三ツ石の前からパチリ!
旧宮の御垣内にはクレーンの先端が見えた。今は文明の利器が使えるが、昔は大変だっただろう。昔も御用材は再利用されていただろうから。
あれに見えるは?
見納めとなる新宮と旧宮の板垣。
外宮の杜にはリサイクルのために解体する木槌の音が響いていた。
【動画】 21秒(2.2 MB )
「あっ、作業員の姿!」、木槌の音はあそこから響いていたのだった。
正宮にお参りしてから
再び、新宮と旧宮の板垣をパチリ。
三ツ石の近くにある御池の畔から対岸を望むと
土宮の新御敷地に囲いが設置されていた。
多賀宮、下御井神社をお参りしてから土宮方向をパチリ。
土宮の新御敷地には囲いが設置されていた。
正面からパ〜チリ。
さらに離れた場所からもパチリ。
土宮でも遷御に向けた御造営の準備が開始された。
月夜見宮での御造営の準備が開始されたとの情報もあり、第62回神宮式年遷宮はまだまだ終わらない、これから佳境を迎えるのだろう。
【参考】
この記事を掲載するまでに一週間が経過してしまった。外宮の様子も変化しているだろう。明日は宮川流域案内人の養成講座を受講する予定なので、まずは早朝に外宮に立ち寄って変化を確認しよう!