2014年08月16日(土) 河芸から香良洲道分岐コース(伊勢-3(412)〜伊勢別街道との追分) (電車、徒歩)
伊勢街道 鈴鹿宿から河芸コース(近鉄白子駅〜伊勢-2(14823)) の続き、三分割している記事の第二部。この記録で参考にしたマップ類は次の通り。
【参考】 みえ歴史街道 ウォーキングマップ
- 伊勢街道 (PDF)
- みえ歴史街道 ウォーキングマップ
【参考】 てくてくまっぷ 伊勢-3
なお、この記録の写真見出しにある()内の数値は てくてくまっぷ伊勢-3に記されている距離を示す。
伊勢-2(14823) = 伊勢-3(412)地点で、てくてくまっぷを持ち替えると再び歩き始めた。
そろそろ空腹感を感じ始めたところ、街道沿いにコンビニを発見、
恒例のおにぎり三個を携帯していなかったので、歩きながらでも食べられるおにぎりを購入。なぜか二個(ウメとコンブ)。飲み物はお茶が定番なのだが、「爽やかさ」のゆず・サイダー・値段の安さに惹かれてこれを買ってしまった。私は飲み物なしでも食事できるのでサイダーで喉を潤してから・・・。
コンビニを後にしてしばらく進むと街道は国道23号と交差する。河芸交番前交差点付近に
地下道があるので、その中へ進んだ。
地下道では右方向の階段を上り地上へ出た。街道はこの先に続いている。
電柱の地名板は「河芸町中瀬」。
途中で、この地蔵堂にお参り。
しばらく進むと街道沿いで地蔵盆の準備が進められていた。
その立札には「於 松林寺」とあったのでこの先の山門は松林寺のものだろう。
お寺の近くにあるはずの中瀬八幡神社を見つけることができずに先へと進んだ。(帰宅後に調べると中瀬八幡神社は右側に鎮座していた。)
国道23号 中瀬交差点に到着すると横断歩道を渡り
ぢ神参道石標を確認した。こちら側には歩道が無いため先ほど渡った横断歩道を渡り返すと
国道23号から離れて痔神大明神へ向かった。数十mだろう、ほどなく社叢が見え、道路脇の鳥居に到着した。
短い参道を進み、お参り。とは言え、現状ではお願いすることもないので、いつもどおり無心でのお参り。
国道23号へ戻るとしばらくは国道を歩く。SANCO 小川園前 バスのりば、
SANCO 上小川 バスのりばを通り過ぎると その先にある地下道へ。
折り返すようにして地下道へ下ると
国道の反対側に出る。伊勢街道はここで国道を離れ右側の細い道へと進む。
民家の敷地内にこの祠を見つけた。遠慮しながらのお参りとパチリ。
その先の左手には小川集会所があり、盆踊りの準備が進められていた。
民家のガレージに掲げられた「権現山観音寺→」の案内板を頼りに路地へと入ると
盆踊りの会場となる広場があった。まっぷによるとここは左。
ほどなくこの場所に到着。火袋石が無くなってしまった太神宮常夜燈と権現山観音寺。
権現山観音寺にお参り。
街道へ戻ると先へ進んだ。
視界が開けると前方には線路、近鉄の列車が走っている。
近鉄踏切道 高田本山 第7号を過ぎると
その先に逆川神社がある。
社頭にある掲示によると、
鎮座地 津市栗真小川町 275
御祭神 伊邪那美命、豊玉毘賣命、大國主命 他八神
例祭日 夏土用 丑の日
由 緒 詳細は不明であるが人皇第六十八代後一条院帝の時この地に創建されたと伝説に残る
境内に弁天池あり
参道を進むと左手にある拝殿にてお参り。弁天池は本殿の裏手にある。
拝殿の右手かも弁天池へ向かうことができる。
逆川神社を後にすると隣にある栗真保育園の前を通り(次の写真の右方向)
ここから狭い道へ直進した。
右手にある中山会館を過ぎると
この交差点へ出た。実は街道はこの手前から斜め方向へ進んでいたのだが、現在は建物がある当時の街道をたどることができない。ここで国道23号方向へ向かうと
国道にたどり着く手前で斜め右方向へ伸びる道、こちらが伊勢街道のようだ。この先には横断歩道がないため、てくてくまっぷではここを直進し栗真中山町の交差点を渡る設定になっている。できれば街道を歩きたいのでここは右へ進んだ。
国道23号に突き当たるとその先には街道が続いているのだが、ここには横断歩道がない。ここは栗真中山町交差点の横断歩道を渡るしかない。国道の歩道を左方向へ進むと
栗真中山町交差点で国道を渡ると伊勢街道の続く場所へ向かった。
この先が伊勢街道。
国道脇にはSANCO 白塚口 バスのりばがある。
民家の間を進むと「ゴロゴロ」と雷鳴が・・・。まずは折り畳み傘を手に持ちながら歩くと
巡礼道との分岐に到着した。ここには名残松と栗真町屋の常夜燈、道標がある。
こちらが道標。
道標を後にすると雨が降り始めた。まだ傘で対応できそうな状況だったので折りたたみ傘を広げて歩き続けた。こちらは常夜燈。
常夜燈
この常夜燈は、荒い彫りの山燈籠で高さは2.8mである。
正面に「両宮 常夜燈」、左側に「五穀豊穣」、裏面には「嘉永四年辛亥 孟夏 津領」と刻まれている。打ち続いた飢饉から一息つけた感謝の表現と思われる。
津市教育委員会
常夜燈を後にすると街道は国道23号へ合流ししばらく国道を歩くことになる。
津市栗真町屋町歩道橋で国道23号を渡った。歩道橋は好きだな。来た方向をパチリ。国道の右脇に見える道を歩いてきた。
続いてこれから歩く方向をパチリ。
歩道橋を降りて国道脇の歩道を歩くとここは歩道ではなく、自転車道と歩道が併設されている。しかも自転車道は対向車線が区別されている。さすがに学生が多い街なのだろう。
SANCO 三重大学前 バスのりばを過ぎる頃、雨足が強くなってきたので建物の軒を借りて雨具をはおった。
SANCO 新江戸橋 バスのりばの先で歩道橋をくぐると街道は国道を離れ右へと進む。
右へ折れた街道は江戸橋にて志登茂川を越える。この橋の欄干は木製だ。
江戸橋を渡り終えるて下ると
そこは伊勢別街道との分岐、追分である。常夜燈が建ち
その脇には「左 高田本山道」と刻された道標がある。
ここで第二部は終了、第三部へ続く。
【 20140816 の記録 】
- 伊勢街道 鈴鹿宿から河芸コース(近鉄白子駅〜伊勢-2(14823)) 第一部
- 河芸から香良洲道分岐コース(伊勢-3(412)〜伊勢別街道との追分) 第二部
- 河芸から香良洲道分岐コース(伊勢別街道との追分〜近鉄 南が丘駅) 第三部