2014年09月21日(日) 遷御の儀に向けて雨儀廊が準備された月讀宮 (徒歩)
朝熊ヶ岳(朝熊山)経由の伊勢市内巡回ウォーク の途中で訪れた皇大神宮の別宮である月讀宮。国道23号側の参道を進むと
鳥居が造替されていた。
鳥居をくぐるとまずはすぐ右手にある皇大神宮末社 葭原神社にお参り。
参道へ戻ると常夜燈も造替され、銅葺きの屋根は輝いていた。
さらに進むと造替された手水舎で心身を清めた。
手水舎の奥には場所を移して新たに建てられた宿衛屋が姿を現していた。
ところでこれは何だろう?
さらに進むと目の前には以前も両御正宮で見たことがある雨儀廊が設営されていた。これはまさに遷御の儀に向けての準備だ。
9月28日にお白石持行事が執り行われると月讀宮および月讀荒御魂宮では10月4日より遷宮行事諸祭が続き、10月6日に遷御の儀が斎行される。また、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮について4日遅れで同様に進められる。
今は隠されている月讀宮をパチリ。
現在のお宮にお参りするには設営中の雨儀廊を通ることになる。(通らねばならない。)
御正宮にて執り行われた遷御の儀の映像を思い浮かべながら雨儀廊を歩いてみた。
この訪問時には一部の屋根が張られていなかった。
そのためか、資材も多く残されていた。
(が、この記事を書いている頃にはすで完成しているのかも知れない?)
現在のお宮にお参りするためにその前に立ってパチリ。
各お宮から遷御となるため
全体ではこんな感じだ。パ〜チリ。
お参りを終えて雨儀廊を戻ると太陽が眩しかった。
雨儀廊の柱と思われる資材も残されていた。どこに立てるのだろう?
雨儀廊を抜けると新しい宿衛屋。現在の宿衛屋は湿気は多く、大きなムカデが出るなど居心地は良くないようなのでこちらでは快適に奉仕できることだろう。
宿衛屋を後にすると御幸道路へ通じる参道を進んだ。
ここでも常夜燈は造替され、
こちらの鳥居も造替されていた。
そして、御幸道路沿いには「祝 御遷宮」の幟が立ち並んでいた。
月讀宮では御遷宮のムードが非常に高まっている。
第62回神宮式年遷宮はまだまだ続いている!
【 20140921 の記録 】
- 朝熊ヶ岳(朝熊山)経由の伊勢市内巡回ウォーク
→ 遷御の儀に向けて雨儀廊が準備された月讀宮