2014年12月13日(土) 雨儀廊撤去後に初めてのお参り(伊雜宮) (車、徒歩)
第62回神宮式年遷宮における伊雜宮の遷宮諸祭儀、行事においてはできるかぎり足を運んだ。
【参考】
- 御造営が進められる伊雜宮 2014年09月13日
- 遷御の儀に向けて雨儀廊が準備された伊雜宮 2014年11月22日
- 第62回神宮式年遷宮 お白石持行事、 伊雜宮奉献 2014年11月22日
- 遷御を終えた翌朝の伊雜宮 2014年11月29日
- 遷宮諸祭儀、大御饌(伊雜宮) 2014年11月29日
- 遷宮諸祭儀、奉幣(伊雜宮) 2014年11月29日
- 伊雜宮奉賛会による御神楽奉納(伊雜宮) 2014年11月29日
歴史講座「伊雑宮と式年遷宮」を聴講するために志摩市歴史民俗資料館を訪れる前、すでに雨儀廊が姿を消している伊雜宮を訪れた。遷御のために設置された雨儀廊が撤去されてからかなりの期間が経過していると思われるが、私にとっては雨儀廊が撤去された伊雜宮には初めてのお参りとなった。
駐車場に車を駐めると
鳥居をくぐった。
手水舎にて
心身を清めると
参道を進んだ。
右手に建つ忌火屋殿の屋根、煙抜きが私の目を引いた。
さらに進むと雨儀廊はなく、
広い空間が・・・・・・・・・・
思わずパノラマでパ〜〜チリ、
パ〜チリ。しばらくするとこの光景は見納めとなる。
まずは、
お参り。
私が好きな場所は
こちら。写真の中央から右側に流れる金色の樋だ。
実利(千木から滴る雨水を屋根の外へと流す)のために設置されていると思われる機能的な部材、この存在を知ってからはいつも見入ってしまう。
【参考】
新旧比較を繰り返した後、
しばらくすると解体される旧宮を目に焼き付けてから
参道を戻った。
御倉、修祓所、忌火屋殿の前を通り過ぎると
さらに参道を戻った。
手水舎の手前左側にある石段へ折れると
宿衛屋の脇に立つ巾着楠を眺めてから
神札授与の窓口へ向かった。
私の目的は求め忘れていた神宮暦(小暦)を授与していただくことだったのだが、神宮暦は内宮および外宮にしか置かれていなかった。予想はしていたのだが少し残念。(結局は翌日に外宮で授与していただいた。)
伊雜宮を後にすると
志摩市歴史民俗資料館へ向かう前に伊雜宮の所管社である佐美長神社に立ち寄った。
【 20141213 の記録 】
- 式年遷宮を終え雨儀廊が撤去された倭姫宮
- 「禁殺生」石に導かれて仙宮神社へ(南伊勢町河内)
- 河村瑞賢公園と大仙寺(南伊勢町東宮)
- 御遷座を終えた穂原神社(南伊勢町伊勢路)
- 雨儀廊撤去後に初めてのお参り(伊雜宮)
- 旧殿舎が解体された佐美長神社
- かつて神楽殿があった佐美長神社