2015年01月03日(土) 元始祭(朝熊神社、朝熊御前神社、鏡宮神社) (徒歩)
「朝熊ヶ岳(朝熊山)経由で実家の新年会へ」 にて紹介したように歩いて朝熊山へ向かうにはこのルートを愛用しているので、おのずとルート上に鎮座するお伊勢さん125社(加努弥神社、鏡宮神社、朝熊神社、朝熊御前神社)をお参りすることになる。加努弥神社でのお参りを終えてから鏡宮神社へ向かった。農道を進み五十鈴川左岸の堤防道路に立つと朝熊川と五十鈴川の合流点には島のようにも見える鏡宮神社(皇大神宮末社)の社叢が望める。このまま五十鈴川を渡りたいものだが橋は上流側200mほど離れた場所にある。
上流側の堀割橋へ向かう途中、対岸に多数の車両を確認した。さらに、辛櫃を載せた軽トラックとワンボックスの姿も・・。
辛櫃を載せた軽トラックをズームでパチリ。
駆け足で堀割橋を渡ると
右岸の堤防道路を急いだ。鏡宮神社の近くには神宮司廳の名前が入ったワンボックスが駐車していた。
鏡宮神社の階段を下り参道を進むと神事らしい雰囲気。「そうだ、今日は1月3日。神宮では元始祭が執り行われる。すると、これも元始祭!」
1月 3日 元始祭(げんしさい)のお知らせ
年のはじめに、皇居内の宮中三殿において天皇陛下が皇位の元始をお祝いするお祭を執り行われるにあたり、神宮においても祭典を行い、皇室の弥栄をお祈りいたします。
・外宮 1月3日(土) 4:00
・内宮 1月3日(土) 7:00※以上の祭儀は参道等から拝観することができます。
【引用】 1月3日元始祭(げんしさい)のお知らせ | 伊勢神宮 最新情報 より
期せずして摂末社での元始祭を拝観する機会を得たのだった。これは神様からのお年玉だったのだろう。半世紀を過ごしたおやじにお年玉とは神様も粋な計らいだ。
参列していた男性に拝観と写真撮影について確認したところ「問題ない」とのことだった。なるべく控えめにパチリ。
まずは、修祓の準備。
神饌と奉仕員の修祓。
続いて、辛櫃には朝熊神社・朝熊御前神社のための神饌を残し、鏡宮神社用はこちらに残した。
まずは朝熊神社および朝熊御前神社での元始祭を執り行うため、参進となった。
私は鏡宮神社にお参りしてから
参進の後を追った。
参進の列は朝熊川に架かる歩道橋を進み朝熊神社へと向かった。
私もその後を追うと清掃を担当されているご夫婦が石階下に待機していたのでご挨拶。何度かお会いしたことがある。今日はいつもより一時間ほど遅いとのことだった。
お礼を述べてから石階を登ると朝熊神社(皇大神宮第一摂社)の神前では案に神饌が並べられ
元始祭が開始された。
献饌、拝礼(八度拝)、撤饌が粛々と進められた。
続いて
隣の朝熊御前神社でも同様に執り行われた。
神様と向き合う神職の真摯な姿は清々しい。
元始祭自体は予想以上に短時間にて終了となった。
神職は先行して鏡宮神社へと戻った。
予定時刻よりも30分遅れとなっていたので、鏡宮神社での元始祭拝観は次回の楽しみにとっておくこととしてこの場を後にした。
【 20150103 の記録 】
- 朝熊ヶ岳(朝熊山)経由で実家の新年会へ
- 元始祭(朝熊神社、朝熊御前神社、鏡宮神社)
- 宇治岳道に新たに立てられた○町の道標
- 古殿地越しに望む御正宮(内宮)もいいけど・・・