2015年05月05日(火) 倭姫宮 春の大祭 (車、徒歩)
5月5日、こどもの日は各地でさまざまな行事が執り行われる。私は以前に坂社にて見かけたポスターを思い出した。
「皇大神宮別宮 倭姫宮 春の大祭」、しかも第62回神宮式年遷宮を終え新宮になってから初めての春の大祭。
【参考】
- 式年遷宮を終え雨儀廊が撤去された倭姫宮 2014年12月13日
春の大祭、奉祝行事は次の通り。
- 神宮主催による祭典および舞楽の奉納
- 子供用鯉のぼりの授与(600本)
- 御神酒の授与
- ぜんざいの授与(800食)
- 野点抹茶席にて抹茶の接待(400人分)
- 奉賛会員への直会の授与
- 春の大祭俳句会及び平成26年度俳句会の表彰
- 神宮美術館無料拝観券の交付
10時から斎行される祭典および舞楽奉納を拝観するために倭姫宮へ向かった。こちらの参道はいつもは車止めが設置されていて歩行者しか通れないが、大祭の時だけは車両にも開放される。
※ こちら画像は、通常の状態
駐車場に車を駐めると徴古館内の通過して表参道の入口(御幸道路の倭姫前交差点付近)へと向かった。鳥居をくぐり
長い参道をゆっくり歩むと谷の底辺りでこの石階に直面する。
石階を登ると右手に宿衛屋がありその先左手に手水舎。手水を受けて心身を清めると
倭姫宮にお参り。祭典のリハーサルが執り行われていた。八度拝の段取りも・・・。(最近、リハーサル風景をよく目にする。私が現地に到着する時間が早くなったからなのか、神宮がそのような方針になったのか、以前の状態が不明なので・・・?) しばらくこの付近で待機していたが、参進を拝観したくなりこの場を離れた。
宿衛屋付近へ移動すると奉仕者が参列していた。この場は参列者の真正面だったので恐れ多くなり参進が開始される前には
石階の上部付近へと移動した。ほどなく報鼓が鳴らされると
参進が開始され、その列は手水舎の奥にある修祓所へと向かった。
【動画】 36秒( 2.9 MB )
参進が終了すると神職および神饌を納めた辛櫃が倭姫宮へ向かい、楽師、舞女らは宿衛屋前にて一時待機となった。
倭姫宮では
献饌。
祝詞奏上。
神職による玉串奉奠。
八度拝。
続いて来賓による玉串奉奠。来賓の筆頭は神宮少宮司である髙城治延さんだった。
来賓による玉串奉奠の最後では拝観者も二拝二拍手一拝。
撤饌となり、
御門の御幌が元に戻されると
祭典は終了し、舞楽奉納の準備が開始された。待機していた楽師が登場すると
御垣の奥に置かれていた楽器が幄舎の下へと準備された。
その間に撤された神饌は辛櫃にて運びだされた。
・・・
楽師による準備が終了すると舞女も登場した。
【動画】 19秒( 1.5 MB )
この後、舞楽の奉納が開始されたが、私は「芝居風伊勢音頭」を体感するために二見町にある賓日館へ向かう時間が迫っていた。
拝観の群衆から離脱すると拝観者の背後へ移動、拝観の雰囲気をパチリ。舞楽を撮影するためにカメラを頭上に掲げる人も。
私が参道を戻ろうとすると舞人が登場した。
私は後ろ髪を引かれつつ、後ろ姿を見送った。
参道を戻ると修祓所にて高校時代の友人夫妻に遭遇。しばし立ち話。
時間が迫ってきたので二人と別れると宿衛屋の前から裏参道へと進んだ。そこには長蛇の列ができていた。
舞楽を拝観することもなく列んでいる彼らは、神宮美術館無料拝観券の交付を受けるために?
参道の入口まで戻るとそこにはテントが張られ、無料で授与される子供用鯉のぼりが並べられていた。
今日は表の鳥居から宮域へ入り、裏の鳥居から宮域を出た。
駐車場への坂道を下っているとそこには多数の駐車車両。普段は見かけない光景だ。駐車場が満車になったため、この道路にまであふれ出ていたからだった。
駐車場から車を出すと今日だけ開放されている参道を進み
賓日館へと向かった。
【 20150505 の記録 】