2015年05月17日(日) 『写真展・三重を彩る花々 藤原・御在所・朝熊の花(写真:池田博さん)』(MieMu) (車、徒歩)
宮川ウォーク等でご一緒する機会がある池田博さんがミュージアム・パートナーとして開催している写真展を拝見するため三重県総合博物館(MieMu)を訪れた。
展示会場となっている2階交流展示室へ・・・(本写真展は拝観無料!)
展示概要は次の通り。
展示の概要
(1)タイトル:写真展・三重を彩る花々 〜藤原・御在所・朝熊の花〜
(2)概 要:当館ミュージアム・パートナーである池田博さんの写真により、花の百名山にも数えら
れる藤原岳や、ロープウェイとツツジ類の名所として知られる御在所山、古くから伊勢
を代表する山として知られる朝熊ヶ岳に咲く花々の魅力を紹介します。
(3)期 間:平成27年5月16日(土曜日)から5月31日(日曜日)まで
※期間中の休館日は5月18日(月曜日) 、25日(月曜日)
(4)開催時間:午前9時から午後5時まで(土・日曜日は午後7時まで)
(5)会 場:三重県総合博物館(MieMu) 2階交流展示室
(津市一身田上津部田3060)
(6)展示内容: プロローグ 藤原岳、御在所山、朝熊ヶ岳の概要
藤原岳の植物 好石灰岩植物 早春植物
御在所山の植物 花崗岩地域の植物(ツツジ類等) 日本海要素植物
菰野山七草
朝熊ヶ岳の植物 蛇紋岩植物 朝熊山七草
博物館収蔵のさく葉標本と岩石標本
(7)観 覧 料:無 料
(8)主 催:三重県総合博物館【引用】 MieMu:みえむ(三重県総合博物館)/新着情報 より
交流展示室はミュージアムショップの向かいにある。
早速、交流展示室へ向かうと池田さんに挨拶し、写真展を拝観した。
かなりの点数が展示されていて、古い写真はかなり撮り直したとのこと。
今回は藤原・御在所・朝熊の花の写真。朝熊山にはかなり登っているのだけれど、花にはほとんど目を向けていなかったことを痛感した。今後は自分自身の視野が少しは広まることだろう。
また、今回の企画では写真だけではなかなかスケール感がわからないので標本と同時に展示しようとの考えから始まったそうだ。今回は写真と標本が少し離れた場所にあったので視線を振りながら比較して見た。できれば、写真と標本は並べて展示した方が企画にとっては効果的だっただろう。
こちらの標本の製作日付を見ると「大正14年10月11日」となっていた。大正14年は1925年なので90年前の標本だった。
写真一枚一枚を丁寧に拝観していると池田さんが生き生きとして楽しげに花々を追いかける姿が想像されてしまった。趣味とのことだが、これだけハマると趣味の域を越えている。羨ましいものだ。
展示の最後は次の言葉で締め括られていた。「私も気をつけよう!」
花も個性豊かだった。生きるものにはそれぞれ役割があり、同じである必要はない、いや同じではない方がいい。そんなことを考えてしまった。「可愛い」「綺麗だ」だけではなく・・・、これで私の意識も少しは花に向き始めた。
【 20150517 の記録 】
- 『写真展・三重を彩る花々 藤原・御在所・朝熊の花(写真:池田博さん)』(MieMu)
- MieMuのミュージアムフィールドにある未調査の「ヲノ坪遺跡B地区」ほか
- 三重県総合文化センターの祝祭広場に置かれたオブジェ
- トレッキングシューズ『世代交代の儀』