2015年09月05日(土) 御造替を終え簀屋根が外された志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社) (車、徒歩)
伊勢市二見町を後にして訪れたのは、伊勢市辻久留に鎮座する上社。目的はその境内地に隣接してまつられている志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社)だった。最近は両社の御造替工事の状況を確認するために毎週訪れている。第62回神宮式年遷宮はまだまだ続いているのだった。
いつも車で訪れた時は上社の前に路駐するのだが、今日は近くの建築工事車両がいっぱいでスペースが無かったため、宮川河川敷に車を駐めて歩いて来た。
正面の鳥居へ向かうため社叢の脇を歩いているとそこは駐車場にするために埋め立てられてしまったお堀の近くだった。まだ供用されていない埋立地を見ると、お堀を埋めてしまった残念さよりも早く供用してほしいとの思いが強まった。(自分自身に向かって『勝手なもんだ。』と独り言)
【参考】
- お堀が駐車場に変わる上社(伊勢市辻久留) 2015年08月08日
埋立地の向こう側をチラリ。「あれ? 雰囲気が違う。今までは工事用の白いシートで覆われていたはず」
急いで上社の正面へ向かうと鳥居をくぐってから
手水舎で心身を清め、深呼吸。冷静になった。
左側は上社への参道、そして右側の参道の先には御造替中の志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社)とその隣に打懸神社(同末社)が鎮座している。
右側の参道を進むとまずは志等美神社および大河内神社の仮殿にもなっている
打懸神社にお参り。
打懸神社も志等美神社・大河内神社に続いて御遷座となると聞いているいるので
本殿の柱の状況を確認するために
御垣の隙間から覗いてみると明らかに継がれていた。つまり前回は大修繕だったから今回は志等美神社・大河内神社と同様に御造替となるはずだ。
前振りはこれで済ませて志等美神社・大河内神社の御造替の現状を確認すると・・・。しばし言葉をなくした。
すでに簀屋根は取り払われ、御造替された社殿はその姿を顕にしていた。
なんと美しいことだろう。しばし見惚れてしまった。
正面へ移動して
パチリ、
さらに・・・
大大大・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 満足で志等美神社・大河内神社等を後にすると
上社への参道を進み、
上社へのお参りも済ませると宮川の河川敷へと戻った。
【 20150905 の記録 】
- 松下社 上棟祭の朝(伊勢市二見町松下)
- 泥だらけでの粟皇子神社(皇大神宮摂社)ほか巡り
- 大注連縄張神事前、注連縄が外された夫婦岩の遠望(神前海岸より)
- 松下社、上棟祭・餅まき(伊勢市二見町松下)
- 大注連縄張神事を終えた夫婦岩と建て替え工事中の社務所ほか(二見興玉神社)
- 御造替を終え簀屋根が外された志等美神社・大河内神社(共に豊受大神宮摂社)
- 鳥居に設置された松井孫右衛門社の扁額(宮川 浅間堤)
- 第63回伊勢神宮奉納全国花火大会の準備(宮川河川敷)