2015年09月19日(土) 修繕が開始された清川稲荷大明神(今社、伊勢市宮町) (徒歩)
すでに遷御を終え神々しい志等美神社・大河内神社(豊受大神宮摂社)と御造替が開始された打懸神社(同末社) を拝見してから秋季大祭が執り行われる月夜見宮へ向かう途中に寄り道。
伊勢市宮町に鎮座する今社では来年、平成28年11月に御神遷が予定されている。
今社の隣に鎮座する清川稲荷神社では今社に先駆けて社殿を御造替しているとの情報が入ったため、現地を訪れることにした。
偶然とは恐ろしいもので、今社に到着する直前で今社の工事を担当している工務店の方と出会った。話を伺ったところ、「清川さんは修繕、しかし修繕は建て替えるより大変・・・」などなど
今社は、伊勢高柳商店街のアーケードの入口付近、アーケードへ入って
すぐ左手に鳥居が建っている。鳥居をくぐり蕃塀の右手にある手水舎で心身を清めてから
今社にお参り。続いて今社の道側に建つ清川稲荷大明神へ向かうと
賽銭箱には次の張り紙があった。内容は今社の本殿に合祀(仮遷座)されているとのこと。しかし、工事が始まっている気配は???
清川稲荷大明神を後にするとひとりの男性が白い袋を運んでいた。「何をされているのですか?」と尋ねると「これから清川稲荷本殿のお白石を洗い清める」とのことだたった。
こんな会話の途中にも頭上から落ちるものがあった。それは銀杏。
手水舎の脇には拾い集められた銀杏がビニール袋にギッシリと詰まっていた。
私は一度こちらの鳥居からアーケード側へ出たが、トイレを借りるため今社の裏手にある今之社公園へ向かうことにした。一度くぐった鳥居をくぐり返すと
清川稲荷大明神と社務所の間にある細い参道を奥へと・・・
すると驚くべき光景が目に飛び込んできた。清川稲荷大明神の本殿が姿を消していた。
本殿の屋根だけがこのようにジャッキとクランプで支えられ、本体部分はここにはなかった。これこそが「修繕は建て替えるより大変・・・」の実体だったのだろう。
今之社公園側の鳥居をくぐると
今之社公園から今社、清川稲荷大明神の社叢をパチリ。(右側が公衆トイレ)
【 20150919 の記録 】
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