2015年12月06日(日) 大王町波切、はせどの浜と須場の浜での丸い石探し (車、徒歩)
一年以上前、外宮の古殿地にて丸い石を見つけた。それを契機に自分のための丸い石探しが始まったのだった。任意の断面が円い石は見つかるものの真球に近い丸い石はなかなか見つからない。そんな私の状況を知ってかしらでか古殿地の丸い石は姿を消してしまった。
【参考】
- お気に入りの『丸い石』が姿を消した外宮の古殿地、宿衛屋跡 2015年10月30日
これからは積極的に丸い石を探すために熊野方面を訪れようと思っていたところ、波切(志摩市大王町)を訪れる機会を得て丸い石を探すことができた。それは次の巡りのなかでたまたま見かけた浜へと下ったことに始まった。
【参考】
- 御食つ国 志摩「絵かきの町・大王崎コース」めぐり、波切の祠も 2015年12月06日
波切保育所に背にして堤防の上へ登るとその先には「はせどの浜」へと下る急な階段が続いていた。私は何も考えずに注意深く階段を下るとその先には砂ではなく石でできた浜が広がっていた。
砂なら波打ち際は締まっていて歩きやすくなっているが、石の浜は足を踏み込むとザクザクと音をたて足場が変化する。走ることはもちろん歩くことさえ大変な場所だった。階段を下ってからなんとか浜の反対側へたどり着くと振り返ってパチリ。
波打際より遠い場所にはこんな石がゴロゴロとしていた。ここなら丸い石があるかもしれない。波切の町を巡っている途中にもかかわらず、この場に居座ってしまった。
下を見ながらウロウロと・・・、その姿を見た人は不審に感じただろう。この浜ではなんとかこの程度の石を見つけた。
その後、巡りに戻ったが、大王埼灯台を越えてから「須場の浜」へ下るとまたまたの丸い石探しが始まった。
お昼どきだったので、昼食用に持参したおにぎらずを食べながら・・・
こちらの浜にも適度な大きさの石がゴロゴロしていたが、やはり丸い石探しは容易ではない。そりゃそうだ、丸い石が見つかってしまったらこの企画が終了となってしまうのだから。おそらく、私自身が満足できる石は一生見つからないのではないか。
今回見つけた石はこちら。最も大きい石は手に握ると丁度いい大きさで少し気に入っている。
丸い石探しは、今後もまだまだ続く。
大王町でも見つかるのならと考えていたら、仙宮神社の丸い石(南伊勢町河内)を思い出した。
【参考】
- 「禁殺生」石に導かれて仙宮神社へ(南伊勢町河内) 2014年12月13日
- 先週に続き再訪の仙宮神社、猿田彦命の体現(南伊勢町河内) 2014年12月21日
太平洋の荒波と石が集まる浜があれば・・・
今度は国道260号を南下してみよう。そうだ御遷宮を終えた錦神社にもお参りできるし!
【 20151206 の記録 】
- いい感じに枯れた榊巻、松下社(伊勢市二見町松下)
- 御食つ国 志摩「絵かきの町・大王崎コース」めぐり、波切の祠も
→ 大王町波切、はせどの浜と須場の浜での丸い石探し - 「波切 写真講座」講師:写真家 松原豊さん(志摩市歴史民俗資料館 主催)