2016年04月30日(土) 史跡旧林崎文庫の公開、饗土橋姫神社ほか (車、徒歩)
内宮にて春季神楽祭 神宮舞楽および神宮茶室の観覧・拝観を終えると宇治橋の西側、タクシーの待機場所の奥に鎮座するお伊勢さん125社にお参りした。こちらには皇大神宮の所管社である饗土橋姫神社、そして宇治橋を背にするとその右手には津長神社(皇大神宮 摂社)、左手には大水神社(同)が鎮座している。なお、津長神社には新川神社および石井神社(共に同末社)が同座され、大水神社には川相神社および熊淵神社(共に同末社)が同座されているため、こちらを訪れれば125社の内の7社を一気に巡ることができる。
こちらで最も気になる存在は、やはり饗土橋姫(あえどはしひめ)神社だろう。饗土橋姫神社は宇治橋の地鎭守神をおまつりしている。
そのため、神宮式年遷宮に際しては宇治橋の架替えに先駆けて御造替されるようだ。私がお伊勢さん125社まいりに興味を持ち始めた時にはすで宇治橋は架け替えられこちらの社殿も新しくなっていた。そのため、ビフォーアフターを確認することはできていない。
【参考】
- 内宮めぐり 2010年03月14日
宇治橋渡始式の折にはこの場所(饗土橋姫神社の前)で祭典が斎行される。鳥居から宇治橋を望めば
このように
このように見ることができる。宇治橋の西の鳥居、さらには東の鳥居を・・・
饗土橋姫神社にてお参りを終えると宇治橋を背にして右手方向に続く参道を進むと
ほどなく津長神社。
猿頭門の屋根は
傷みが激しい。しかし、その風貌の奥に何かの生命を感じてしまうのは
私だけだろうか?
津長神社を後にすると饗土橋姫神社の前を通りずぎて逆方向へ・・・。旧林崎文庫に隣接して石積みの上に鎮座するのが大水神社。
参道の突き当りで右側にある石段を上ってお参り。
その隣を見上げると旧林崎文庫の緑が眩しいほどだった。
大水神社でのお参りを終えるとこちらの石段から駐車場へ下った。
石段を降りて右手方向へ進むとトイレの先にこの石段がある。通常は階段下に柵が置かれ立入禁止となっている。
ただし、春季および秋季の神宮神楽祭に際し、期間限定(各三日間)で一般公開されている。
今日は時間がなかったので、石段を登らなかった。
【 20160430 の記録 】
- 上社では社務所の基礎工事・続(伊勢市辻久留)
- 仮殿遷座を終え修繕が開始された朽羅神社(皇大神宮 摂社)
- 御田祭の早苗、神楽モチとコシヒカリ(猿田彦神社 御神田)
- 内宮前がお似合いな神都バス
- 宇治橋前に立てられたお知らせ看板(サミットに関連した参拝停止)
- 春季神楽祭 神宮舞楽(内宮神苑特設舞台)
- 神宮茶室公開(庭上拝観)
- 史跡旧林崎文庫の公開、饗土橋姫神社ほか
- 『中部国際空港⇔伊勢』高速船から乗り継ぐリムジンバス
- 「こんなとこにあるの?」、猿田彦神社前 バスのりば(三重交通)
- 御遷座に向けて拝殿、本殿の修繕が開始された坂社(伊勢市八日市場町)
- 御遷座に向けて拝殿、本殿の修繕が開始された今社(伊勢市宮町)