2016年05月14日(土) 御潜神事を拝観するために鳥羽市国崎町へ (車、徒歩)
外宮にて風日祈祭を拝観した後、この後の予定をどうしようか?昨日まではかなり悩んでいた。神宮の祭典は式日で5月14日にはこの後、内宮にて午前9時から風日祈祭、正午から神御衣祭が斎行される。祭典名と同じ名を有する風日祈宮にて斎行される風日祈祭、さらに神服織機殿神社および神麻続機殿神社の両機殿で織り上げられた神御衣(和妙、荒妙)ほかが奉られる神御衣祭、共に拝観したい祭典である。ただし、同日に鳥羽市国崎町では御潜神事が執り行われるとのこと。御潜神事は伊勢志摩の海女が国崎に集まり神宮での神饌となる鰒を採取する儀式で、明治4年に御贄献進制度が廃止された後は記念事業として時々再興されている。今回は伊勢志摩サミット記念として開催された。
来年のカレンダーを確認すると2017年5月14日は日曜日、そこで内宮での風日祈祭・神御衣祭の拝観は来年の楽しみにとっておくこととし、今年は国崎へ向かうことを決意したのだった。
一度自宅へ戻り朝食を終えると鳥羽市街を抜けてパールロードを走った。パールロードの途中で停車してパチリ。ここから数km走っただろうか
こちらの交差点で左へ折れると「国崎まで1.5km」(以前は右折してからこの道路の下をトンネルでくぐる狭い道だったが今が走りやすくなっている。)
この交差点には「御潜神事 会場」駐車場を案内する看板が立てられていた。
パールロードを離れて先へ進むとこの辺りは以前と同様に道幅は狭い状態だった。50m先を右折すると会場となる老の浜だ。
50m先の交差点に案内の方がいたので駐車場を確認すると目の前にある駐車場へ案内された。私がここへ到着したのが午前8時過ぎで神事開始の約2時間前だった。なぜにそんなに早くこちらを訪れたのか?
それはこれから次々と紹介する記事に譲ることとし、ここでは車を駐めてから老の浜を遠望するところまで・・・。
車を後にすると国崎漁港へ流れこむ大津川を渡り漁港の近くへ向かった。
【参考】
ここからは老の浜を見ることができなかったので
国崎港南防波堤を歩いて・・・、今日は風が強かったので吹き飛ばされないように注意しながらソロリソロリと堤防上を歩いた。そしてたどり着いたのは
こちら「国崎港南防波堤灯台」。
ここから海岸を遠望すると向かいの防波堤の左側に老の浜が広がっていた。
老の浜にはテントの手前に9本の幟が立てられ、御潜神事の準備が進められていた。
向かいの堤防を挟んで左側が老の浜で右側が国崎漁港・・・? これじゃ分かり難いので。
パ〜チリ。
この後は国崎に鎮座する海士潜女神社へ向かった。
【 20160514 AM の記録 】
- 風日祈祭(外宮)
- 目立たぬ場所にある外宮の駐輪場
- 御潜神事を拝観するために鳥羽市国崎町へ
- 神宮御料鰒調製所と鎧崎(鳥羽市国崎町)
- 海士潜女神社(あまかづきめ、あまくぐりめ)(鳥羽市国崎町)
- 海士潜女神社から老の浜へ(鳥羽市国崎町)
- 伊勢志摩サミット開催記念事業 御潜神事 再現(鳥羽市国崎町 老の浜)