2016年09月19日(月) 月夜見宮秋季大祭(月夜見宮奉賛会) (徒歩)
【キタヰの妻】が月夜見宮奉賛会の方から月夜見宮秋季大祭をご案内いただいたようで、私も同行することにした。
月夜見宮に到着したのは9時45分頃。
幟を確認してから鳥居をくぐった。
手水舎にて心身を清めてから月夜見宮にお参り。
続いて豊受大神宮の摂社である高河原神社にお参り。ここで気づいたのは右側の注連縄は外された状態になっていた。その先にはフェンスに扉が・・・。このルートは何のために存在しているのだろう?ああ、また疑問がひとつ増えた。
その後、大祭の時にしか幟が立てられないお稲荷さんへの参道。神宮とは関係のないお稲荷さんが宮域にまつられているのは珍しい。
実は内宮でも、風日祈宮の向かいの杜の中にお稲荷さんがまつられている。そのことを思い出した。今年もお誘いいただいたが、身内に不幸があったため参加できなかった。来年こそは・・・
【参考】
- 宇治青年団による寒参り(稲荷講) 2015年01月24日
こんなことを思い出しながら待機していると、【キタヰの妻】と訪れたことなど忘れてしまった状態で単独行動となっていた。
宿衛屋の前に奉仕者が整列すると報鼓が打たれ、参進が開始された。
神職を先頭に楽師、舞人、舞女が続き、目の前にある修祓所へ移動した。
参拝者に見守られるなかで
神饌および奉仕者、月夜見宮奉賛会会員がお祓いを受けた。
修祓を終えると
神饌と神職は月夜見宮の神前へ向かい、
楽師らは待機のために宿衛屋へ向かった。
神前では、献饌、祝詞奏上、玉串奉奠(神職)、八度拝、玉串奉奠(来賓、奉賛会)、撤饌と祭典が続いた。
【献饌】
本日は天候が不順だったため、通常は高河原神社およびお稲荷さん(月夜見稲荷大神)にて個別に斎行する祭典を月夜見宮にて同時に実施された。そのため、各社のための神饌もこの場所に並べられた。
【参考】 個別に斎行された時の記録はこちら
- 月夜見宮 秋季大祭 2015年09月19日
本日の献饌に話を戻すと、私は彼が待機する姿、さらにはその視線に見惚れてしまった。
【祝詞奏上】
献饌を終えると祝詞が奏上された。神宮での微音での祝詞とは異なり、明確に聞き取れる大きな声での祝詞だった。やはり、月夜見宮奉賛会のための祭典なのだろう。ただ、祝詞奏上はもちろん今回は八度拝の際にも低頭の指示が出たので、共にその様子の写真はなし。
【玉串奉奠(神職)、八度拝】
【玉串奉奠(来賓、奉賛会)】
八度拝を終えると来賓および奉賛会による玉串奉奠となった。
来賓等の奉奠が続き、最後には奉賛会および参拝者全員で・・・
【撤饌】
祭典の最後、神饌が下げられると月夜見宮秋季大祭の祭典は終了となった。
いつでも彼に目がいってしまった。
御門の御幌が
下ろされると
退下となった。
祭典終了。
続いては舞楽奉納の準備が進められた。
【舞楽奉納】
宿衛屋の前には再び楽師と舞女が整列すると
月夜見宮の幄舎へと向かった。
まずは舞女により倭舞が奉納された。
続いての舞楽奉納は蘭陵王。
舞人が舞楽奉納を終えると月夜見宮秋季大祭は終了となった。
祭典のために待機していた参拝者が賽銭箱の前になだれ込んだ。
瑞垣御門から御幌が外されると「ギィギィギー」と音を立てて御門の扉が閉じられた。終了!
【キタヰの妻】がいただいた福引券を楽しんでから月夜見宮を後にした。