2016年10月01日(土) 写真好学研究所 10月講座(2016.10.1)@古民家Hibicore (車、徒歩)
今月も津市美里町三郷にある古民家Hibicoreで開催される写真好学研究所の写真講座に参加した。
写真好学研究所の概要や雰囲気については前回の記録で簡単に紹介しているのでここでは省略する。
【参考】
- 写真好学研究所 9月講座(2016.9.3)@古民家Hibicore 2016年09月03日
今日は午後7時半からの講座開始だったので、Hibicoreに到着した時にはすでに暗くなっていた。
一番のりだったので持参したお弁当を食べたり、
写真を撮ったり・・・、近くの劇場が開場するまでの時間待ちの方と雑談したり・・・
しばらくすると本グループに関する取材があり、主任研究員(?)のTさんが取材対応。面白いことに本講座を最後まで取材されていたNさんは最終的には写真好学研究所に参加することになっていた。
Hibicoreoの女将さんの手書き看板は私のお気に入り。
パチリ。さあ始まるよ!
本講座は参加者が持参したプリントを並べることから始まる。撮影技術を云々するのではなく、実際に撮影したプリントを元に撮影者が意図したテーマとプリントについて他の研究員(ちょっとカッコよ過ぎるか?)が批評しながら、ああでもないこうでもないと。和やかな雰囲気の中にも時には一刀両断もあり、一般の写真講座とはまったく次元が異なる講座である。
こちらは撮影者が説明したテーマに当てはまると他の研究員が判断したプリントのみを残す作業・・・。半分以上は選から漏れてしまった。他者の判断は容赦無いが、これが現実なのだろう。写真で自らの意図を伝えることは難しい。
私はSNSで展開している「モノクロームな日々」にて掲載している写真を多量にプリントして持ち込んだ。総数253枚。見る人を疲れさせる作戦だ。(笑)
どうしたらこんな雰囲気の写真が撮れるのだろうか? 柔和な絵画のようなプリント、すぐにでもポストカードにできそうな数々。
時には悩み事相談も。それは人生ではなくもちろん写真に関すること、最初に飛びついた被写体に飽きてしまった・・など。
フルーツがこんな風に撮れるとは。松原さんは女性を感じるとお気に入りだった。言われるとそう見えるから不思議だ。フルーツと女性は通じるものがあるのか?
こちらではインパクトがある写真だけを選別中、残される写真はたしかに面白い。
フィルムで撮影したが今回プリントが間に合わなかったからと同じ場面をデジタルカメラで撮影し直したプリントを持参。すごい熱意だ。(私なら今回はプリントパスかも)
「今日も恥ずかしいことが二つ」と言いながら楽しいそう。恥ずかしいことは「道路上で水管橋の撮影に夢中になっていたら車の通行を止めていた。」(クラクションは鳴らされなかったのだからそれもすごい)また、「ある店の店員さんにモデルになって欲しいと依頼したところ快諾していただき「今でもいいですよ」と言われたのでカメラを向けたがシャッターが切れなかった。」、話を聞いているだけでワクワクする。
AとBとの間には・・・
今回初めて参加のMさん。フィルムカメラで撮影しているそうだ。松原さんの前のめりがいい。
この写真講座では知らぬ間に時間が過ぎてしまう。全員のプリントを見終わった頃には終了予定時刻の午後9時半をすでに大幅に過ぎていた。しばしコーヒーを飲みながらの歓談タイム。
その後も各種の情報交換。そして次回は「写真の可能性」についても議論の予定。
『 皆さんお疲れ様でした。また、来月が楽しみです! では、また、 』