2017年02月12日(日) 一之瀬神社獅子神楽、南中村公民館にて(度会町南中村) (車、徒歩)
一之瀬神社獅子神楽は四地区(南中村、和井野、脇出、市場)が午後から一之瀬神社に会して獅子神楽を奉納する。神社での舞を宮番、さらにはその前に各地区の地元での舞を宿番といわれるそうだが、今まで宮番を観覧したことはあっても宿番は目にしたことがなかった。
【参考】
- 一之瀬神社の獅子神楽(度会町脇出) 2015年02月11日
昨夜の棚橋の御頭神事に訪れた京都の友人が一之瀬神社獅子神楽も拝観したいとのこtだったので、宮川流域案内人仲間であり南中村の一番宿と務めた家系にある御村一真さんに案内をお願いした。(感謝)
※以前は一番宿を中心に宿で舞われたが、今は区での行事となり公民館にて執り行われている。
午前9時に度会町南中村にある南中村公民館を訪れると
今まさに獅子神楽が開始されようとするところだった。
公民館の隣、舞庭にはガクヤが設置されていた。
また、興味深かったのは横笛が水を張った桶に入れられていたこと。「乾燥すると鳴りが悪くなるので、常に水分をまとわせている」とのことだがこんな光景は初めて目にした。
さらに、鏡餅を割って焼かれたものがフルまわれた。
舞の準備が整うと
まずは座(?)、ダイコンの先を小さく切り落として、占いが・・・。
その間に拝観者には白い紙が配られた。これは獅子舞の最後に獅子の口に納めるおひねりだった。
賽銭を中心にして細長く畳んだ紙を織り込んでその中心に榊の枝を差し込む。
拝観者はみんなその作業(?)を終えて。
まずは口取り(ホック)による舞、一人目
【動画】 4分02秒( 8.0 MB )
そして、二人目。
ホック舞に続き獅子舞が奉納された。
【動画】 5分24秒( 10.8 MB )
獅子舞が終了すると口を開けた獅子頭に拝観者が集まった。手にしたおひねりを
獅子の口へと・・・
さらには子どもの頭も・・・
こちらが口取り(ホック)だ。
最後の舞を終えると
再び、「座」となった。
以上で宿番は終了。
「御村さん、ありがとうございました。」
なお、御村さんは「度会町 地域資源を守る会」の活動にも尽力されている。
【参考】