2017年04月01日(土) 今週もまだ咲き始め、国史跡旧豊宮崎文庫とオヤネザクラの一般公開 (車、徒歩)
先週に続いて訪れたのは国史跡 旧豊宮崎文庫。4月2日までオヤネザクラとともに一般公開されていた。今年はサクラの開花が遅く、一般公開期間中に咲き誇る姿を目にすることができなかった。
公開期間の延長を期待したが、今のところは延長される様子はないようだ。
とにかく一部の花が咲き始める様子を見学したので、ここではそんな姿を・・・
【参考】 オヤネザクラについての説明等はこちらを
- 国史跡旧豊宮崎文庫とオヤネザクラの一般公開 2017年03月26日
度会大国玉比賣神社ほかにお参りを終えると
国史跡旧豊宮崎文庫の入口へ回り込んだ。シトシトと雨が降っていたが明らかにサクラは咲いていなかった。
しかし、この木だけは咲き誇るように花を咲かせるとブロック塀を越えて隣の敷地を楽しませていた。ただし、こちらはオヤネザクラではないだろう。
とにかく、膨らみを大きくしたつぼみを求めてパチリ、パチリ。
こちらがオヤネザクラ。
一般公開中に花開くことはないのだろう。
この雨粒の中に満開のサクラを見たかった。(残念)
こちらもオヤネザクラ。
そしてこちらもオヤネザクラ。
こちらはサクラとは全く関係ないが、門の柱で束石と柱の継ぎ方が興味深い。ガッチリと固定されている。
切り倒されていた枯木に挨拶すると
旧豊宮崎文庫を後にし、御木本道路の歩道から名残りのパチリ。一般公開されていなくてもここから眺められる。来週は忙しいので来られるか???
そして、最後に気になる看板を一枚。これは何の変哲も無い看板に見えるが左端には白いテープで隠された文字が・・・。そこに書かれているのは「ご入場は、郷土資料館の裏手にお回り下さい。」
そうそう、ここは伊勢市立郷土資料館が置かれていた場所なのだ。この看板は伊勢市立郷土資料館が閉館になる前から使用されていたのか。それよりも郷土資料館が閉館となった時「将来的には市の空き施設を利用して郷土資料館を再開する予定です。」と説明されていた。その実現はいつになるのだろう。この言葉を信じて心待ちにしている人も多いことだろうに。オヤネザクラを眺めると毎年こんな思いでやるせなくなってしまう。
【参考】
- 【閉館】伊勢市立郷土資料館 2011年05月22日
- 「さあ、伊勢市が重い腰を上げる時が来た!」、旧御師 丸岡宗大夫邸(伊勢市宮町)の特別一般公開 2016年06月12日