2017年06月24日(土) 駆け足で上之郷の舊跡めぐり(志摩市磯部町) (車、徒歩)
伊雜宮 御田植祭では御田植の神事を終えると二時間ほどの休憩を挟んでから踊り込みとなる。
その休憩時間を利用して伊雜宮の周辺に残されている舊跡を巡ることにした。以前も巡ったことがあるので復習と変化の確認のためだった。近くに点在しているので短い時間で巡ることができる。
【参考】
- 佐美長神社から伊雜宮へにて、倭姫命旧跡地ほか 2014年04月05日
- 上之郷の石神、旧村社「谷社」跡と秋を見つけて(志摩市磯部町) 2014年11月22日
- 磯部町上之郷、鸚鵡岩ほかの散策(志摩市磯部町) 2015年09月20日
上之郷公民館から伊雜宮とは反対方向へ進むとほどなくこの道標を目にする。ここで、まずは年季の入った矢印である「倭姫命舊跡地100m←」の方向へ進んだ。道幅の狭い坂道を上ると
こんな雰囲気を通り抜けると視界が開ける。
坂を下ると左方向にこんな風景が広がっている。こちらが倭姫命舊跡地となっている。
倉庫の右側を進むと「倭姫命舊跡地へようこそ」と記された案内柱が迎えてくれる。
鳥居の先へ進むとお堂のなかには庚申堂、秋葉堂がまつられている。
その左手には勝負神、さらにその隣には千田の御池。
近くにある東屋には各種の説明が掲示されている。これは以前に訪れた時のものだ。古文書の勉強会に参加し古絵図が見慣れた今となれば、このような絵図はとても興味深い。
また、本敷地の反対側には鏡楠と天井石がまつられている。変わらぬ雰囲気だ。
倭姫命舊跡地を後にしてさらに坂道を下るとその突き当りには
こんな案内板がある。こちらも訪れたことがある。5m先にある風呂屋の谷にも
変化は見られなかった。
来た道(坂)を上ってこちらの道標へ戻ると、ここからは「160m上之郷の石神→」の道標に従った。
道なりに進むと鬱蒼と生い茂る木々の下へ入る。この左側には
こんな木柱が立てられている。赤文字で「立入禁止」、この文字が印象的だ。
さらに先へ進むと鳥居が建ち、その手前には「(旧)産土神」の立札、さらには上之郷の石神の木標が立っている。
鳥居をくぐるとその先には
多数の石がまつられている。
お参りを終えると先ほどの鳥居へ戻った。
来た道を戻ると今日にだけ立てられている案内板を見ながら・・・
上之郷公民館を過ぎて右へ曲がると伊雜宮へ向かうが、その角にはこんな木標が立っている。この案内は何を示している?
この先へ歩いて行けば納得できる。ぜひとも歩いてみては!