2017年06月24日(土) 面白い、スマホをOLYMPUS OM-D E-M10のリモコンに
OLYMPUS OM-D E-M10 を使い始めた時、
スナップ的に撮影し、ズームの代わりに自分の足を使うことにした。近づけない時は撮影を諦める。こんなに潔く振る舞えるのだろうか?
と決意した。
【参考】
今回、伊雜宮の御田植祭を撮影するにあたりどんな写真が撮れるだろうか? 休日で拝観者が多く背の低い私は御田植を見ることができないかもしれない。そんな不安に襲われた。しかし、御料田にて脚立や踏み台を使用するのははばかられる。
そんな時、本機にはスマホでコントロールできる機能があることを思い出した。しかし、今まではこんな機能を使うことはないだろうとあまり意識していなかったのだった。
スマホの世界では自撮り棒があり世間では賛否両論あるものの楽しく便利に使われている。なんとなく面白うそうだ。そうだ一脚にカメラを付けて自撮り棒ならぬ他撮り竿にならないだろうか。祭典を高い所から見下ろすのは好まれないが、今回用意した一脚は最長でも私の身長ほどで、ベルト付近で固定して掲げるとカメラの位置が約2m半の高さになる。この高さなら2m超のヒトが手を伸ばして撮影できる高さだ。この高さなら失礼には当たらない現実的な限界だと勝手に解釈した。
こんな発想が頭をよぎると御田植祭の前夜に一夜漬けの準備が始まった。
次のアプリをスマホに入れるとE-M10とのWiFi設定を終え、2〜3回リモコン機能の動作をテストした。
結局一夜漬けでもなんとか使えるものだ。本日の伊雜宮御田植祭ではこの機能を多用した。
そして、帰宅後にその撮影状況を再現したのがこちら。
リモコン状態にあるOLYMPUS OM-D E-M10を
コントロールするスマホにはこんな画面が映しだされている。「パチリ」
E-M10で撮影された画像がこちら。
本番ではこの一脚が活躍してくれた。
この一脚とOLYMPUS OI.Share機能で撮影できた画像がこちら。
今回の利用で気づいたメリットとデメリットはこちら。
メリット: やや俯瞰気味で撮れるので他人とは異なるビューで見ることができる。
デメリット: 撮影のインターバルが長いので、連続して撮影できない。一瞬、一発に賭けるしかない。
なお、今回は3分の1はこの方法で撮影したと思うが、満充電のバッテリー2本でJPG+RAW画像で各870枚の撮影。ただし、後半はバッテリー切れを気にしながらの撮影となった。
WiFiを使用するのでバッテリーの消費が増すのだろうか? 次回はすべてこの方法でバッテリーが切れるまで撮ってみよう。
この手法も面白いので「オミアゲ写真」のように名前を付けよう。高みの見物、いやそれは意味がちょっと異なるので、とりあえず「タカミーノケンブツ」としておこう。(意味はない)