2017年10月28日(土) 台風21号の被害によりしばらく休館の「せんぐう館」 (車、徒歩)
先週に到来した台風21号の被害によりせんぐう館が休館となっている。地下の展示室が水没したと聞くので復旧までには時間がかかりそうだ。台風から一週間後、現状を確認するために外宮を訪れた。表参道の火除橋を渡ると
せんぐう館および休憩舎への入口は開放された状態で、休憩スペースとして準備されている休憩舎は使用できる状態になっていた。
休憩舎の前を通りせんぐう館の入口へと進むと
ここからは立入りできない状態になっていて
木製の柵には休館のお知らせが掲げられていた。
◆おしらせ◆ 台風21号の被害により、 しばらくの間、休館致します。 ご理解とご協力の程、お願い申し上げます。 式年遷宮記念 せんぐう館
休憩舎へ戻ると休憩しつつ、せんぐう館の様子を確認。
視線を左へ移動すると ???、
せんぐう館から奉納舞台へと架けられている橋が姿を消していた。「???」。ここで、あるモノを思い出した。
実は先にお参りした茜社への参道付近では、見慣れないモノを目にしていたことを。次の写真で左方向へ進むと茜社への参道で
その右手にはこのように見慣れないモノが放置されていた。休憩舎に立てばこれらはせんぐう館と奉納舞台の架け橋であることが明確だった。
これらの脇から休憩舎とせんぐう館を眺めたのがこちら。
さらに、茜社の参道(せんぐう館側)入口付近の写真を右方向に進めばせんぐう館の裏手であるが、その壁面には浸水の跡らしきものが残されていた。
これほどの高さまで水が上がったのか?(定かではない)
また、その近くにはディーゼル溶接機Denyo TLW-230LSが二基据えられていた。そこには山田工作所 壹號、貮號と記されていた。こんな状況で溶接機はどのように使用されているのだろう?
さらに、勾玉池の様子を確認するため、外宮側とは反対側にある遊歩道へ向かった。せんぐう館から遠い側にある茜社の参道の途中から・・・
勾玉池の水は拔かれれ、今までは見たことがない配管があらわになっていた
清掃中の女性と挨拶を交わすと
さらにその奥へ向かった。
以前は周回できた遊歩道だが、せんぐう館ができたことにより、この付近で先へと進めなくなっている。
せんぐう館を遠望しながら早期の復旧を祈念した。