2014年09月07日(日) 外宮における正宮の解体と簀屋根の準備が開始された風宮ほか (車、徒歩)
先週、外宮を訪れた時、御正宮の旧宮ではすでに板垣の解体が始められていた。
【参考】
- 外宮における正宮の解体と別宮の御造営 (まだまだ続く第62回神宮式年遷宮)
一週間が過ぎたので、すべての板垣が取り外され更地となった御敷地が広がっていることを期待して外宮を訪れた。
本日は珍しく車での移動だったので駐車場に車を駐める(まったく混雑していなかった)と北御門参道を進んだ。御厩を前を過ぎ、北御門鳥居をくぐると
【外宮 御正宮 旧宮】
忌火屋殿前の板塀の隙間から旧宮の御敷地が・・・
すでに更地になっているようだ。
仮設資材がまとめられている。
忌火屋殿の前を過ぎると
定点観測位置にてパチリ。
旧宮の板垣はすでに無くなり、御敷地は更地となっていた。
そのため見通しが良くなり、現在の御饌殿。これなら日別朝夕大御饌祭に奉仕する神職が参進する様子をじっくり拝見できそうだ。
さらには御饌殿の左(南)側には御正宮も望める。
北御門参道をさらに進むと五丈殿を通して
現在の四丈殿が望めた。旧宮にはすでに遮るものは皆無となっているようだ。
北御門参道から表参道へ右折して先へ進むと別宮遥拝所付近からパチリ。
板垣もすべて解体されていると思われるが、旧宮の前面には白色の工事用シートが張られていた。
いつになれば、この空間が公開されるのだろうか? 「あぁ、待ち遠しい!」
まずは、
【外宮(豊受大神宮)】
御正宮にお参りしてから
【外宮 御正宮 旧宮】
旧宮の前へ戻ると、そこでは参拝者の一団がガイドの声に耳を傾けていた。
「三ツ石はパワースポットではありません!」と強調する声が漏れ聞こえてきた。
【御造営が開始された風宮】
その三ツ石の前を素通りすると別宮への参道へ入り、私のお気に入りの風宮の脇を通り過ぎようとしたところ
奥の新御敷地に簀屋根を張るための足場が準備されていた。
こんな感じ。
正面へ移動して斜め方向からパチリ。
神宮の別宮のなかで最後に遷御を迎えるのは風宮、平成27年3月15日だ。そのため、御造営が開始されたので別宮のなかで最後。
隣の簀屋根はかなり背が高い。
多賀宮にてお参りをすませてから石階へ戻るとその先、階下には土宮、右手には風宮が望める。どちらもこれから遷御を迎える。
高い所から望むのはあまり良くないことを知りつつも思わずパチリ。今後が楽しみだ。
【御造営中の土宮】
また、土宮は御造営が順調に進められていると思われるが簀屋根に覆われているためその様子を窺い知ることはできない。
まだまだ続く第62回神宮式年遷宮を体感しながらこの場を後にした。