2015年12月05日(土) 遷御に向けて御造替を終えた神麻続機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社) (車、徒歩)
神服織機殿神社に続いては近々遷御が執り行われる神麻続機殿神社(皇大神宮所管社)を訪れた。
車道から参道の入口に建つ鳥居へ向かうとその前にある車止めが取り外されていた。「まだ、御造替が進められているのか?」と疑問に思いながら鳥居をぐぐり参道を進むと
斎館近くへたどりつくとここ数週間との相違を感じた。社殿の御造替のためにこちらに集められていたお白石が姿を消していた。
2015年11月28日 時点
さらに進むとこちらは先週から変化は見られなかった。祓所に建てられたテント。片付けられずにこの状態で維持されていたようだった。
仮殿となっている八尋殿の前にテント等も同様に変化はなかった。仮遷座以来この状態になっていたのだろう。参道入口の車止めが取り外されていたが・・・御造替の作業ではなく、ブロワーを担いだ男性が清掃作業を続けていた。
斎庭の鳥居をくぐると正面に建つ仮殿(八尋殿)にてお参り。
八尋殿の玉垣内に建てられているテントもそのまま維持されていた。
先週は御造替中であった神麻続機殿神社末社八所もすでに御造替を終えていた。こちらは東側の四所。
社殿はもちろん美しい。しかし、私を惹きつけたのはこれらの社殿ではなく石畳に敷かれたお白石だった。石畳に敷かれたお白石とその前面に敷かれているお白石、同じお白石でも場所により白さが異なる。石畳のお白石は真っ白!
反対側からもパチリ!
続いては、神麻続機殿神社。こちらの瑞垣の中には本殿の左右に末社が並置されている。
瑞垣に掛けられた工事用の白いシートを取り外せばお披露目となるのだろう。
さらに、こちらは西側の神麻続機殿神社末社ニ所。
清掃されていた男性と雑談していたらその方も遷御の儀を奉拝されるとのことだった。拝観をお誘いいただいたが、「平日なので・・・」
その男性にお礼を述べて参道を戻ろうとしたところ神宮司廳のクレーン付きトラックが参道を進んできた。こちらでの御造替は終了し後は重機と資材を引き上げるだけになったそうだ。
来週は遷御を終えた新しい社殿にお参りできることを想像しながら神麻続機殿神社を後にした。
【 20151205 の記録 】
- 御扉の鍵穴(神服織機殿神社末社八所)
- 遷御に向けて御造替を終えた神麻続機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社)
- イチョウに誘われて豊玉神社(伊勢市西豊浜町)
- 11月6日に遷座祭を終えた磯神社(伊勢市磯町)
- 神宮暦(小暦)を求めて、年末年始の準備が始まった外宮